Foreign eXchange

クロスレートとは何か?

外国為替取引は、様々な国の通貨間で取引されます。そこで、ある通貨を基準としてクロス関係(マトリックス構造)で為替レートを計算する方法をクロスレートと呼びます。多くの場合、インターバンク市場では世界の基軸通貨である「米ドル」を中心に価格が決まりますが、それを分かりやすくするのがクロスレートです。

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外国為替は米ドル基準で取引される

外国為替レートというものは、ある価格に対して絶対的に値段付けされているわけではありません。たとえば、日本のトヨタ自動車の株価は、原則として円で値段付けされていますので、トヨタ自動車の株価を米ドルで計算する場合、トヨタ自動車の株価(円)×円米ドルの為替レート=ドルベースでのトヨタ自動車の株価と計算できます。

一方、外国為替レートの場合、円という通貨に対する価格は、米ドル・ユーロ・オーストラリアドルなど様々な通貨でそれぞれ取引されますので、円という通貨の価格は相対的なものになってしまいます。しかし、価格がそれぞれの通貨でバラバラに取引されると、今いったい為替レートがいくらくらいで取引されるのかが分かりにくくなってしまいます。また、取引通貨すべてを基準に取引をすると(通貨の種類数-1)の2乗というレートの種類が必要になります。たとえば、取引される通貨が20種類の場合なんと361通りもの為替レートを計算する必要があります

こうなってくると処理も大変になります。そこで為替取引の場である「インターバンク市場」では、世界の基軸通貨である米ドルを中心に為替レートが計算され、米ドルと他の通貨の為替レートの水準を基にして、他の通貨間の為替レートを計算するという方法を採用しています。こうした為替レート計算方法をクロスレートと呼びます。

 

為替クロスレートは米ドル中心の取引を円ベースの価格に戻すこと

そうした米ドルベースの為替取引を、私たち投資家が分かりやすくするための方法がクロスレートというものです。

基本的に、投資をするとき、投資の元本となる通貨を基準に考えます。たとえば、外貨預金をしようと思うとき、取引されている為替レートがいくらなのかを考えるとき、1ドル=100円、1ユーロ=130円、1オーストラリアドル=70円といったように、投資対象が、「元本通貨」でいくらで買えるのかで考えます。
そこで通常、米ドルを基準で取引されている為替レートを投資元通貨に戻して考えるための考えがクロスレートです。

 

クロスレートのしくみ・計算方法

クロスレートでは、為替取引の基準は「米ドル」ですので、その米ドルが他の通貨に対して、いくらで取引されいるかを米ドルを経由して計算しなおすことでそれぞれの価格に換算することで、通貨間の価値を換算しなおせます。
たとえば、1ドル=100円で取引されている。1ドル=0.8ユーロで取引されているという場合、

1米ドル=100円
1米ドル=0.8ユーロ
0.8ユーロ=100円
0.8ユーロ×1.25=1ユーロ 100円×1.25=125円
よって1ユーロ=125円

以上のように、1ユーロの価格に換算することが可能です。これをクロスレートと呼びます。ちなみに、こうしたクロスレートはマトリクス(表)として表示されることが多いです。参考は以下のとおりです。

  円(JPY) 米ドル(USD) ユーロ(EUR)
円(JPY) --- 1.0890 0.7281
米ドル(USD) 91.830 --- 0.6686
ユーロ(EUR) 137.34 1.4956 ---

上記の表を見れば、1ドル=91.83円、1ユーロ=137.34円で取引されていることがすぐ分かりますし、逆に、1ドル=0.7281ユーロで取引されていることもすぐにわかります。

 

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